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宅建業免許取得をネットから行う9つのステップ!

宅建業免許取得をネットから行う9つのステップ!

今回は宅建業の免許取得をネットから行う方法をご紹介します。
ネットで行うためには宅建業の免許申請ができるクラウドサービスを利用します。

マルット 宅建業の新規申請

専門家に頼むよりも格安で利用できますし、いつでもどこでもできるので、申請に時間を取れる、開業費用を抑えたい、という方はぜひ利用してみてください。

①会員登録

まずは会員登録します。

マルットの会員登録

会員登録はここからできます。

メールアドレスを入力して確認メールが届いたら進みます。迷惑メールに入る場合がありますのでご注意ください。

②事業者情報入力

事業者情報を入力します。法人の場合は会社の情報、個人の場合は個人事業の情報を入力します。

会社登記を済ませている方(登記してから一定期間は必要です)は自動入力できます。

事業者情報入力

③宅建業の新規申請ボタンを押す

手続き書類作成のページから宅建業の新規申請ボタンを押します。

手続き書類作成から宅建業の新規申請

ちなみにですが、免許取得後も更新申請や変更手続きなど各種手続きができます。

また、退職先で取引士になっていた方は、個人の取引士登録で以前在籍した会社登録を外す必要があります。そうしないと退職した会社に在籍したままになり、宅建業免許取得の際に登録できませんのでご注意ください。その会社登録の書類もクラウドサービスで作ることができます。

④事前診断

申請できるかどうか事前診断をします。正直に答えて行きます。嘘つくと大変なことになりますよ笑

診断結果で問題なく申請できる確率が90%以上じゃないとこの先に進めませんので、万が一確率が足りずに問題がある場合は相談フォームから相談してみてください。

宅建業の事前診断

その他、申請時に気になることがあったらいつでも画面右下の吹き出しボタンより相談することができます。
宅建業の手続きに関することは行政書士が対応します(フリープランは月1回無料、スタンダードプランは宅建業の免許申請時において何度でも無料。)。その他の操作やマルットの問い合わせは何度でも相談が可能です。

⑤申請情報入力

ここまでは比較的すぐに進めることができますが、ここが最大の山場になります。必要な情報を入力していきます。頑張って入力していきましょう。すでに登録した情報は自動で入力されていますので空いている箇所を埋めていきます。ここでもわからないことは画面右下の吹き出しボタンより相談しましょう。

入力した後の書類内容を確認したい場合は、「書類表示モード」にすると、画面右側に書類が表示されリアルタイムで確認できます。ただし、「書類表示モード」は画面サイズが横幅1440px以上の必要なので、それ以下の場合は「書類を確認」ボタンから別ページで確認します。

宅建業の新規申請の手続き・書類作成 書類表示モード書類表示モード

各書類には完成サンプルの資料がありますので参考にしてみてください。

宅建業の新規申請の手続き・書類作成 完成書類のサンプル完成書類のサンプル

特に事務所の写真の取り方は結構クセがあるので、完成書類のサンプルを参考にしてみてください。

⑥必要書類を用意

必要書類リストがありますので、揃えていきます。

身分証明書は間違えやすい人が多いのでお気をつけください。身分証明書は「本籍地の市区町村が発行する証明書」です。破産などしていないか証明するものです。結構、運転免許証をアップしがちです。
すべての書類が揃ったらダウンロードして書類を確認します。何もせずダウンロードすると書類には透かし文字が入っていますので、システム利用料を支払い、透かし文字を除いた書類をダウンロードしてください。

宅建業の必要書類を用意

⑦行政庁へ申請

書類の入力内容があっているのか不安な方は行政書士の書類チェックを有料で依頼できます。内容に自信のある方はチェックを頼まずに行政庁へ申請してください。

実際に行政書士のチェック無しでも免許取得されている方はいらっしゃいます。行政庁の窓口でも聞くことができるので、不明な部分があればそちらで聞くことも可能です。

行政庁へ何度も足を運ぶのを避けたい方は、チェックと申請を依頼したほうが良いです。時間とお金との相談になります。

受理されたら行政庁が審査に入ります。審査はおよそ約30日~45日ほどかかります。

行政庁に申請・届出

⑧協会の入会手続き

協会への入会手続きをします。これも手続きを行政書士に有料で依頼できますし、ご本人で行うことも可能です。

宅建業で営業するにあたり、一定のまとまったお金を預ける必要があります。不動産の取引で消費者が損害を受けた場合、この預けたお金の中から損害相当額が支払われるようになっているためです。

お金を預ける(供託といいます)手段は、法務局へ営業保証金として預ける(1,000万円~)か、協会(宅建協会または不動産協会)に加入して弁済業務保証金分担金として協会を通じて預ける(60万円~)かのいづれかをする必要があります。預ける金額を見てわかるように協会に加入するのがほとんどのようです。

協会申込~受付後に事務所調査があるので立ち合います。その後、協会の入会審査(今度は行政庁ではなく協会の審査です)が完了したら、あとは行政庁の審査完了待ちです。

⑨宅建業免許取得

行政庁の審査が完了したら免許通知ハガキが届きます。

通知が来たら協会に入会金等を振込後、行政庁からの「通知ハガキ」と協会からの「弁済業務保証金分担金納付証明書」を行政庁に持参してようやく免許が取得できます。

以上となります。

参考にクラウドサービス上での操作イメージ

動画でクラウドサービスの操作がイメージできます。上記でいうところの②~⑦までの6ステップが載っています。ご参考に。

免許申請デモムービー

【宅建業免許】申請⑥ステップ(46秒)

まとめ

以上、宅建業の免許取得をネットから行う方法9ステップのご紹介でした。
今回は全体の流れを説明しましたが、細かな操作方法は操作マニュアルページに掲載していますのでご確認ください。

  • ①会員登録
  • ②事業者情報入力
  • ③手続き書類作成から新規申請
  • ④事前診断
  • ⑤情報入力
  • ⑥必要書類を用意
  • ⑦行政庁へ申請
  • ⑧協会への入会手続き
  • ⑨免許取得

結構大変そうに見えますが、ご本人だけで完結している方もいらっしゃるので、一つ一つステップを重ねていけばクリアできると思います。

もしわからないことが多い場合はスタンダードプランで行政書士に都度聞くことも可能ですし、行政庁の窓口へ問い合わせて回答をもらうこともできます。

ぜひ一度お試しになってはいかがでしょうか。