宅建業の免許取得、クラウドサービス向きの人、4つのポイント!
宅建業免許を初めて取得する場合、行政書士に依頼する方法とクラウドサービスを利用する方法があります。ここでは、クラウドサービスを利用した方がいい人のポイントを4つご紹介します。
ちなみに、ここでいうクラウドサービスとは、宅建業の免許取得の準備をネットからできるサービスのことをいいます。
1.開業費用を抑えたい人
宅建業を開業する場合に必ず考えておかなくてはならないのが開業費用です。
宅建業で開業する場合、全体では275万円以上かかります。
開業費用の例:約275万円~
会社設立費用:300,000円
- 定款認証費用:50,000円
- 登録免許税:150,000円
- 司法書士報酬:100,000円
宅建業免許申請:1,200,000円
- 申請手数料:33,000円
- 行政書士報酬:110,000円
- 協会入会費用:1,000,000円~
事務所費用:1,250,000円~2,450,000円
- 月額賃料:150,000円
- 敷金・保証金:900,000円~1,800,000円(賃料の6カ月~12カ月)
- 内装工事費用:100,000円~300,000円
- 什器購入:100,000円~200,000円
その中で宅建業の免許申請を行政書士に依頼する場合はおよそ11万円ほどですが、クラウドサービスを利用すると1万円に抑えることができます。
行政書士さんの中には格安でやっている方がいますが、他契約が主目的(同グループの税務顧問契約等)だったり、新人のため実績作り(スムーズに行かない可能性も)を目的にしている場合がありますので依頼の際には見極めが必要です。
2.時間がある人
忙しすぎて時間がない人はクラウドサービスには向いていません。クラウドサービスは自分の情報を入力する手間があるからです。そのような人は行政書士に依頼することをおすすめします。
また、すでに仕事の契約が迫っていて、なるべく早く免許取得したい場合も行政書士へ依頼することをおすすめします。
忙しい人でもある程度時間を取れるならクラウドサービスを利用しましょう。ネット環境があればいつでもどこでも利用できるのがクラウドサービスの魅力です。
もちろん空き時間にスマホで入力することもできます。職場ランチ後の休憩時間、仕事帰りの電車内など、いつでもどこでも申請準備を進められます。
3.損をしたくない人
何も考えず行政書士に依頼した人は損をしてしまった可能性があります。より安い金額で免許を取得できた可能性があったからです。
先にも書いたように、クラウドサービスは安い費用で利用できます。
時間がある方はまず、クラウドサービスでできるところまで入力し、途中で自分には向いていないと思って断念する場合には、その時点から行政書士へ依頼することが可能です。
クラウドサービスは行政書士とも提携しており、ある程度入力した情報があると行政書士の手間を削減できるので、依頼する費用を抑えられる可能性があります。
初めは自分でできるところまでやってみる、やっぱり頼みたい時はそこから専門家へ、という流れで試してみてはいかがでしょうか。
4.ネットが苦手ではない人
ネットに苦手意識がなければクラウドサービスを利用しましょう。向いていないのは、例えばスマホで写真を人に送ることができない、ネットショッピングをしたことがない、というレベルの、いわゆるネットが苦手な人です。
クラウドサービスでの申請書作成は写真のアップロードをする場面があったり、最終的にはお金の決済をする場面があるからです。
ただ、宅建業で開業するのであればこれらは最低限必要なレベルです。
世の中はすでにITが生活の重要基盤になっているので、宅建業もネットでの物件登録やIT重説などネットスキルが必須のものになっています。
クラウドサービスで申請ができなければ宅建業でやっていくことも難しいかもしれません。
開業するレベルにあるかどうかという意味で、苦手だという方はぜひクラウドサービスでの申請にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上のように、宅建業の免許取得をクラウドサービスでやった方がいい人の4つのポイントを取り上げてみました。
- 開業費用を抑えたい人
- 時間がある人
- 損をしたくない人
- ネットが苦手ではない人
当てはまる方はぜひクラウドサービスをお試しください。
宅建業の免許申請がネットからできるクラウドサービスは以下から
許認可一括クラウド管理「マルット」
クラウドサービスでの具体的な申請方法は以下から
宅建業免許取得をネットから行う9つのステップ!